フッ素について
更新日:2022年04月01日
フッ素とは
フッ素は、自然界に存在する元素の一つで、海藻やお茶などの身近な食べ物の中にも微量含まれています。ビタミンやミネラルと同じように、人間に必要な栄養素でもあります。
フッ素には、むし歯予防効果があることが分かっており、継続して使用することでさらに高い効果を期待できます。
むし歯予防の効果
フッ素には、
1.歯の再石灰化を促進して歯を強くする
2.むし歯菌が酸をつくるのを抑制し、歯が溶けるのを防ぐ
という2つの効果があり、むし歯予防に役立ちます。
日々の歯みがきでフッ素配合歯みがき剤を使う方法と歯科医院でフッ素塗布を行う方法があります。
フッ素配合歯みがき剤
使用方法
歯が生えたらさっそく使ってみよう!
☆うがいができるようになるまで・・・
・1日1回、寝る前の仕上げみがきのときに
・2歳まではつける量は米粒大
・飲み込んでしまうのが心配な方は、低濃度(泡状・ジェル状、液状タイプ)のものを
★うがいができるようになったら・・・
・歯みがきのたびにつけましょう
・つける量は3歳~5歳は小豆粒大、6歳以降は1センチ程度
・みがいた後は軽く1~2回ゆすぐ程度にしましょう
むし歯が心配なお子さん、歯の質が弱いお子さんには特に使用をおすすめしています。
フッ素配合歯みがき剤の種類
吐き出しができない幼児(1歳から3歳未満くらいまで)でも、泡状やジェル状、液状のフッ化物配合歯みがき剤を使うことができます。
●泡状・ジェル状歯みがき剤
通常の寝かせみがきの後、歯ブラシに適量(各製品の指定量をご確認ください。)取って歯面上でのばすように塗布します。基本的に研磨剤は含まれていません。
●液状(スプレー)歯みがき剤
通常の寝かせみがきの後、歯面に直接噴霧するか、歯ブラシに噴霧し、歯面上に塗布します。基本的に研磨剤は含まれていません。
●半練り(ペースト)状
上記の歯みがき剤とは異なり、研磨剤が含まれているので、歯垢だけでなく着色(ステイン)の除去効果もあります。
歯科医院でのフッ素塗布
歯科医院で定期的(年2~4回程度)にフッ素塗布を行うことも効果的です。
まずは、かかりつけ歯科医をもちましょう。定期健診と合わせてフッ素塗布などの予防処置を受けておくことで、むし歯からお子さんの大切な歯を守ることにつながります。
◎町田市では、1歳6か月児及び2歳児歯科健康診査で希望者にフッ素塗布を実施しています。
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保健所保健予防課歯科保健係
電話 042-725-5414
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