おうちでごはん〜ひとり親家庭の親子にお弁当を配達!親子のコミュニケーションと笑顔を増やします〜

更新日:2023年03月01日

クラウドファンディングにご支援いただき、ありがとうございました

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2022年度に90日間実施したクラウドファンディングは、目標額200万円のところ、4,699,999円のご寄附をいただきました。

これからもより多くの親子が「おうちでごはん」を利用し、家族の絆を深める時間を持つことができるよう、取り組んでまいります。

ご寄附をいただいた皆様に、心より御礼を申し上げます。

ふるさと納税によるご寄附は、引き続き募集をしています。

今後とも、ご支援していただけますようお願いいたします。

 

ふるさと納税の寄附のご協力をいただける方は、こちらへお願いいたします。

<2022年度クラウドファンディング実施期間>

2022年11月16日(水曜日)~2023年2月13日(月曜日)

 

ひとり親家庭の親子に手作りのお弁当を配達!コミュニケーションと笑顔を増やすために

「おうちでごはん」の概要

「おうちでごはん」事業は、町田市社会福祉協議会が町田市の補助金を活用して実施しています。経済的に厳しいひとり親家庭を対象に、地域のボランティアさんにご協力いただき、2週間に1回、お弁当を配達しています。お弁当だけでなく、地域のボランティアさんや社会福祉協議会の職員が、子ども食堂の情報をはじめとする地域の情報をお届けしています。

おうちでごはんPR動画

おうちでごはんPR動画

画像をクリックすると「おうちでごはん」の取り組み内容を紹介する動画をご覧いただけます。

(動画提供元:町田市社会福祉協議会)

ひとり親家庭にお弁当を配達「おうちでごはん」

~ときどきでもいい おうちに着いたら お母さんとゆっくり話したい~

「おうちでごはん」がうまれた背景

子どものイメージ

「”なんでママはたくさん働いているの?”と子どもに聞かれましたが、うまく答えられませんでした」

これは、応募されたひとり親の方からのメッセージです。

他にも、「いつも仕事で帰りが遅く、そこからごはんの仕度をして、お風呂に入れて、気付いたら22時を超えています」「子どもと一緒の時間を作ることがあまりできずに申し訳なく思っています」という切実な声が寄せられています。

町田市が以前実施したアンケート調査では、「親子間でのコミュニケーションの機会が少ない」「保護者は相談相手を必要としている世帯が多い」といった悩みが見られました。

「おうちでごはん」のお弁当が届くまで

お弁当調理

1 配達日は、14時過ぎにボランティアさんが集合して準備を始めます。多い時で、1回に70食近くのお弁当を作ります。

お弁当詳細

2 市内でお料理教室を主宰されている方がボランティアでメニューを考えています。子どもでも食べやすいよう、味付けにも工夫している他、野菜やフルーツを多く取り入れています。

お弁当準備

3 できあがったお弁当は、おうちでごはん専用のナプキンに包みます。

お弁当を保冷バックに

4 安心して食べて欲しい。そのために、世帯ごとに専用の保冷バッグに入れます。

弁当を配達ボランティアさんへ

5 お弁当の準備ができたら、配達担当のボランティアさんにお弁当をお渡しします。

ボランティアさんがお弁当をお届けします

6 お届けする世帯にあわせて、担当のボランティアさんを決めています。お弁当を届けるだけでなく、ちょっとしたコミュニケーションを取って欲しいという思いもあります。

お弁当を受け取ります

7 担当のボランティアさんが直接手渡ししますので、ご家族の状況を確認することができます。

親子で一緒にお弁当を食べます

8 毎回、親子がワクワク・ドキドキしながらお弁当箱を開ける光景が目に浮かびます。

お弁当を食べる親子

9 ひとり親の方の家事負担を少しでも減らして、お弁当を食べながら、いっぱい、いっぱいコミュニケーションをとって欲しい。それが、私たちの願いです。

たくさんの「ありがとう」が届いています!

利用者(ひとり親家庭)からのメッセージ

「おうちでごはん」は、衛生対策はもちろんのこと、新型コロナウイルス感染症対策を徹底した上で実施しています。

利用された方からは、毎回多くのメッセージカードが届いています。

【その他の主なメッセージ】

・1歳の子どもに冬瓜の煮物をあげたところ、「おっ!!」と驚き、パクパク食べていました。

・仕事をしながらだと、なかなかバランスのいいメニューを作れませんが、おうちでごはんの日は最高なごはんを食べることができ、感謝しています。

・お弁当を開けた時、娘から「わー、スイカだぁー!!」という喜びの声と笑顔が見られました。

・子どもとの会話も増えて、食事の時間が楽しくなりました。

・自分で作ると、どうしてもどんどん濃い味になってしまうので、おうちでごはんのお弁当は料理の勉強にもなります。

ボランティアさんインタビュー

配達ボランティアとして従事している二組のボランティアさんの声を紹介します。

インタビュー1:三浦さんご夫婦

インタビュー写真(三浦さんご夫妻)

(左)三浦奈穂子さん (右)三浦寿夫さん

-配達ボランティアをやろうとしたきっかけを教えてください。

(寿夫さん)おうちでごはんの趣旨が良いなと思いました。

(奈穂子さん)ひとり親で働いているお母さんが、帰宅したら子どもとしゃべりながらごはんを食べられる、時間を共有できるというのが新しい感じで良いなと思いました。

インタビュー2(三浦さん)

-配達時の子どもや保護者の様子はどうですか。

(寿夫さん)子ども達の緊張が解けたのが3回目ぐらいでした。段々とはっきり挨拶するようになったし、顔もちょっと笑うようになりました。

(奈穂子さん)「あっ、弁当きた!」「お腹減ったよー」と言って出てきてくれる子どももいました。

インタビュー3(三浦さん)

-新型コロナウイルスの影響はありますか。

(奈穂子さん)「仕事が減った」という声が聞かれます。あと、気持ちに余裕がない保護者の方もいらっしゃるような印象を受けています。

(寿夫さん)私たちが配達する際は、消毒用アルコールを用意して対策を徹底しています。

-最後に、何かメッセージをお願いします。

(寿夫さん)地域でお互いに助け合えることがあると思いますので、是非、心を開いてもらえると良いなと思います。

(奈穂子さん)もっとこう、地域で相談すれば適切な相談先につながる仕組みがあると良いですね。

-ありがとうございました。

インタビュー2:柿澤さんご夫婦

インタビュー1

(左)柿澤美代子さん (右)柿澤治さん

-これまでを振り返っての感想を教えてください。

(美代子さん)運搬ケースが重いので、雨の日は少し大変です。最近だと夜が暗いので、運転する際は気を遣っています。それでも、やりがいがあります。お弁当を持って訪ねていくと、必ず待っていてくれますし、子どもたちも「おいしかった」と感想を言ってくれます。

(治さん)私は、妻から声をかけられて一緒にやるようになりました。やっていて細かい大変なことはあります。しかし、お子さんやお母さんから「おいしかった」「ありがとう」と言われたら、私たちにとって何よりも嬉しいですね。

インタビュ-2

-お二人が配達に来ることを楽しみにされているご家庭が多いようですね。

(美代子さん)「いくつ?」「何年生?」と気軽に話しかけています。慣れてくると、保護者から相談を受けることがあります。先日都合により従事できなかったことがあったのですが、次に配達した際に、配達先の親子から逆に心配されてしまいました。

インタビュー3

-これまでに嬉しかったことを教えてください。

(美代子さん)お弁当を配達した時に、子ども達が駆け寄ってきてくれることですね。

(治さん)仕事が終わって帰宅してからごはんを作るのは大変だと思います。その点では、喜んでもらえて良かったと思います。

-最後に一言お願いします。

(美代子さん・治さん)利用できる制度は利用して欲しいですね。何かあれば、ちょっとした相談とかしてもらえると嬉しいです。

-ありがとうございました。

ボランティアさんを募集しています

ボランティアさんを募集しています

お弁当を作るボランティアさんお弁当を配達するボランティアさんを募集しています。

詳細につきましては、町田市社会福祉協議会へお問い合わせください。

 

【ボランティアさんについてのお問い合わせ】

社会福祉法人 町田市社会福祉協議会

(電話)042-722-4898

(ファックス)042-723-4281

(メール)chiiki@machida-shakyo.or.jp

「21,994,400円」〜これまでにご寄付いただいた金額〜

おうちでごはんトップ画像

2019年度のガバメントクラウドファンディング

2018年度は通常のふるさと納税で1,490,000円、2019年度は通常のふるさと納税・ガバメントクラウドファンディングをあわせて4,397,000円のご寄付をいただきました。

2019年度に実施したガバメントクラウドファンディングの結果はこちらから

2020年度のガバメントクラウドファンディング

2020年度は通常のふるさと納税・ガバメントクラウドファンディングをあわせて5,065,000円のご寄付をいただきました。

2020年度に実施したガバメントクラウドファンディングの結果はこちらから

2021年度のガバメントクラウドファンディング

2021年度は、通常のふるさと納税・ガバメントクラウドファンディングをあわせて11,042,400円のご寄付をいただくことができました。

ご協力いただきました皆様に、改めて御礼申し上げます。

2021年度に実施したガバメントクラウドファンディングの結果はこちらから

寄付(ふるさと納税)の使い途と事業スケジュール

寄付(ふるさと納税)の使い途

いただきます

いただきましたご寄付の全額を、町田市から町田市社会福祉協議会への補助金として活用させていただきます。

【主な使い道】

  • 子どもと保護者へお届けするお弁当の食材費
  • お弁当箱や保冷バッグ等の消耗品費
  • 事業広報費
  • 配達管理、問い合わせ対応を行うための人件費
  • その他「おうちでごはん」運営費用

【注意事項】

事業費総額を上回るご寄付をいただいた場合は、「まちだ未来づくり基金」に積み立てし、「おうちでごはん」のみに活用させていただきます。

事業スケジュール

2週間に1回、お弁当を無料でお届けします!(年間24回)

2022年3月~4月:利用者募集、選考、事前個別対応

2022年5月以降:お弁当の配達、相談対応・地域情報の提供

※2023年度以降も事業を継続予定です。

ふるさと納税の手続き方法は、町田市ホームページでご案内しています

【あわせてご覧ください】地域の子ども食堂

この記事に関するお問い合わせ先

子ども生活部子ども家庭支援センター
電話 042-724-4419
ファックス 050-3101-9631

このページに関するご意見については、こちらからお問い合わせください。

https://kosodate-machida.tokyo.jp/cgi-bin/inquiry.php/9

市へのご意見については、こちらからお問い合わせください。

https://www.city.machida.tokyo.jp/shigo/index.html