快適な学校生活のために(体育館空調)
更新日:2022年04月28日
小・中学校の体育館が快適になりました!
町田市では、児童・生徒の熱中症対策と、教育環境の改善を目的として、2020年度から2021年度までの2カ年をかけて、市立の小・中学校の体育館に空調設備の設置を進めてきました。
2020年度に小学校7校と中学校18校、2021年度に小学校35校と中学校2校へ設置し、市立小・中学校全校で設置が完了しました。
学校の体育館へお越しの際は、新しい体育館の空調設備をぜひご覧ください。
空調設備を設置した学校の声
密集状態を避け、いつでも快適!
体育館の空調設備は、室温管理の他に新型コロナウィルス感染症対策にも活用できます。これにより、次のように教育活動の幅が広がっています。
- 年間を通じて適正な室温を保てるため、体育館での体育の授業や部活動、学校行事等が計画的にできるようになった。
- これまで多目的教室等で行っていた授業や入学説明会の場所を体育館に移すことにより、密集状態を避けて実施できるようになった。
- 体育館で行う始業式、終業式や全校朝礼で、暑さや寒さにより体調を崩す児童生徒が激減した。
空調機の設置が完了した体育館と武道場の様子
体育館に設置した空調機
武道場に設置した空調機
空調運転時の温度変化の様子
体育館に設置した空調機の効果について、中学校の体育館での試運転時の様子を紹介します。学校により、体育館の配置(方角)、日照、広さ、高さや構造等により多少の違いはありますが、全体的な傾向としては同様の効果を見込んでいます。
(注)サーモグラフィーが示す色について
- 色の違いは、その画像内での温度分布で、画像ごとに色が表す温度は異なります。
温度測定場所の様子
冷房使用前の温度分布
冷房開始40分後の温度分布
空調機周辺の様子
空調機周辺の温度分布(冷房開始40分後)
体育館アリーナの様子
体育館アリーナの温度分布(冷房開始40分後)
体育館アリーナを俯瞰した様子
輻射パネルの効果(冷房開始40分後)
試験運転は、8月下旬の晴天の日に行いました。空調機(冷房)使用開始前は、外気温32度、体育館内の気温は36度を超えています。
冷房を開始して10分くらい経過すると、冷房の効果が現れたことが体感でき、冷房を開始してから30分が経過すると、体育館内の温度が、27度~28度で安定しました。
また、サーモグラフィーでは、体育館内にいる人の体の表面温度等が周囲より低い温度で表示されていることから、輻射パネルの効果によって体感温度が下がっていることも確認できました。
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学校教育部施設課
電話 042-724-2174
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