2025年度までに中学校で順次全員給食を開始します

更新日:2024年09月09日

共働き家庭の増加など、昨今の家庭環境の変化や、食の多様化が加速する中、学校給食を通じて子どもたちの「食を正しく選びとれる力」をより強化することが重要です。そこで、町田市では、2025年度までに中学校においても全員給食を導入することとしました。

4つのエリアに分けて順次全員給食を開始します

つくりたての温かい給食を中学生に届けるため、各学校への配送が概ね30分以内にできるよう、現在、市内3カ所に給食センターの整備を進めているほか、堺中学校については近傍のゆくのき学園給食室から配送する準備を進めています。

各給食センターの建設位置と配送対象校、給食開始予定時期は次の通りです。

給食センターの建設位置、配送対象校、給食開始予定時期

堺エリアの給食を開始しました!

堺エリアの給食を2024年9月3日(火曜日)から開始しました。堺エリアでは、ゆくのき学園給食室から堺中学校へ給食を運びます。生徒の手元には温かいものは温かく、冷たいものは冷たい、おいしい給食が届きます。

給食時間は笑顔で溢れ、おいしそうに給食を頬張っていました。給食のおかわりは、争奪戦となり、白熱したジャンケン大会が行われていました。

配膳の様子

配膳の様子

給食の様子

給食の様子

町田市の学校給食が大切にすること

中学校に全員給食を導入することで、小中学校の9年間を通じて、学校給食によって、子どもたちが将来にわたり、楽しく豊かな食生活に基づいた、健やかな暮らしを営んでいくことができる素地を形成していくことをめざします。

 

*町田市の学校給食が大切にする3つのキーワード*

  • 「美しく味良く」

“見た目、味、香り、食感、音”を感じながら、「美味しさ」の本質を知る

  • 「温もり」

作り手の“込めた思い”を感じられる食、つながりを生み出す食

  • 「四季を愉しむ」

旬や年中行事、食の文化、地域色に触れながら、彩りあふれた食の愉しみを学ぶ

給食センターの献立

市教育委員会の栄養士が、子どもたちの成長に必要な栄養を考えた献立をつくります。

町田オリジナルの手づくりメニューや、生徒と一緒に考える献立づくりなどに取り組み、生徒たちにとって日々の愉しみや学びにつながる献立とします。

 

*献立の特徴*

・主食、主菜、副菜(2品、うち1品は汁物)の4品程度とします。

・地場産の食材を使用したメニューを充実させます。

・旬の食材や行事食、郷土料理など、季節感や文化を体感・理解できる献立とします。

・デジタルツールを活用して、ご家庭でも楽しめる献立として積極的に情報発信します。

食物アレルギー専用食を用意します

『弁当併用外注給食方式』ではアレルギー対応食の用意はありませんでしたが、全員給食の導入にあたり、食物アレルギーを有する生徒も安全に楽しく学校給食の提供を受けられるように、食物アレルギー原因食材7品目(卵、乳、小麦、えび、かに、もも、りんご)を一切使用せずに調理した「食物アレルギー専用食」を提供します。調理工程や学校現場での事故リスクを極力抑え、安全性を最優先とするため、個々のアレルギー食材を除去する「除去食」の提供は行いません。

なお、町田市の学校給食では通常食においても、そば、落花生(ピーナッツ)、アーモンド、カシューナッツ、くるみ、マカダミアナッツ、キウイフルーツ、バナナ、いくらの9品目は使用しません。

食物アレルギー専用食の提供にあたり、該当の方には、栄養士や養護教諭などが面談を行います。なお、一人の生徒へ通常食と食物アレルギー専用食を併用することはありません。


*食物アレルギー専用食の特長*

・献立は通常食に準じた献立で作成し、通常食とおおむね同等の栄養価を確保、またおいしさを保証できるよう工夫します。

・食材の納入から調理・盛付までを独立して行う「食物アレルギー専用食」専用の調理室で調理します。

中学校給食センター整備事業について
この記事に関するお問い合わせ先

学校教育部保健給食課
電話 042-724-2177
ファックス 050-3161-8681

このページに関するご意見については、こちらからお問い合わせください。

https://kosodate-machida.tokyo.jp/cgi-bin/inquiry.php/18

市へのご意見については、こちらからお問い合わせください。

https://www.city.machida.tokyo.jp/shigo/index.html